アーティストファイル

アーティスreiの部屋です。作品を掲載したり美術批評したり。

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あるが せいじ新作展

   

先週は東京モーターショーで発表された新型GT-Rに気持ちが行っちゃって、あっちの飛んだりこっちに飛んだりのあわただしい一週間でついつい更新をサボってしまいました。

六本木の芋洗坂に小さなギャラリーが集まってるビルがあります。
そのひとつヴァイスフェルトというギャラリーで開催されてました「あるがせいじ展」を先週見てまいりました。

あるがせいじは1968年、長野生まれ。東京芸術大学の工芸科(金工)を卒業後、大学院に進み、修士課程を修了しています。90年代の後半から、身近な素材である紙を使い、想像を絶する技術によって、凝縮された宇宙とも言うべき極めて精緻な作品群を発表してきました。普段は全く意識されない「紙の厚み」によって作り出されるそのミクロコスモスは、日本的な緻密さをも内包した、世界にも類例を見ないものです。「こつこつと」という言葉があまりにも当てはまるその作業の困難さから、展覧会開催にも時間がかかる事となり、一点たりとも在庫の無い人気作家でありながら、弊社による展覧会開催は実に2年半ぶりです。
という主催者側のPRにつられていってみると
う~ん。たしかに。紙を繰りくりぬいたり張り合わせたりして作った作品が展示してありました。よく見るとほとんどが正方形のくみあわせで、切り抜いたり張り合わされたり。
小さな作品ですが、不思議な世界が表現されており、独自の世界を形成してました。
こつこつ作業した結果の小さな作品がこれだけの表現力を持つのかというお手本です。
これを絵画と捉えていいのかはわかりませんが、絵は大きさじゃない、小さくても、しかも具象的な形を持たなくても力を持つもんだという典型的な作品でした。

根気の要る作業ゆえ、作品点数が少ないのですが地道に作り続ける作家です。

2年前の個展の様子を紹介してるサイトがございます。参考にしてください。
http://www.kgs-tokyo.jp/interview/2005/050611/0611.htm

 

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