アーティストファイル

アーティスreiの部屋です。作品を掲載したり美術批評したり。

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加藤泉 箱根彫刻の森美術館

   

ドライブを兼ねて箱根まで行きました。
目的は彫刻の森美術館の企画展 「加藤泉」
http://www.hakone-oam.or.jp/katoizumi/
アフリカ美術を思わせるようなプリミティブな人間。それが幼児なのか成人なのかは定かではありませんが。

1階の展示室には植物の中に溶け込んでその作品たちがありました。人体の一部からその突起物が伸びて花や葉または茎に変容していました。
妙にまわりの空間になじんでおり、妙な安心感がありました。
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彼の作品は3年ほど前に銀座のアラタニウラノで見ましたが、そのときはグロテスクな印象が強かったのを覚えています。
最近は妙な可愛さが全面的に出てきてるようで、親しみやすくなってますよね。
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画家である加藤は当初は油彩画を中心に制作をしていたようですが、閉塞感から脱却するために2005年から彫刻を始めたようです。
たしかに彫刻の方が親しみやすく、作品としても売れるかもしれません。
2007年にはヴェネチア・ビエンナーレにも参加してますので最近の彼の作品はかなりの高値で取引されてるようです。
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メイン展示室にあった8人の人間が折り重なって鯉のぼりのように展示されてましたが、見ようによっては家族にも見えます。
広い空間の真ん中に存在感のある作品でした。
私は好きです。
周りの巨匠たちの彫刻よりもインパクトはありましたね。やはり現代を表現してるという意味では同時代に生きる作家の作品は良いですね。

最後は私の中のプリミティブとでも申しましょうか・・・・・
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art2010102902,2010

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